復活Vはこだわりの“最終日最終組”で 池田勇太「絶対に明け渡すわけにはいかない」
◇国内男子◇関西オープン 3日目(16日)◇茨木CC東C(大阪)◇6734yd(パー70)◇晴れ(観衆2350人)
「最終組は絶対に明け渡すわけにはいかないと思った」。池田勇太が最終18番のグリーンにあがるとリーダーボードが目に入った。
自身を含めて通算5アンダーのトップに立つのは杉本スティーブ、小西たかのりの3人。「集中していてあんまり覚えていない」という5mのパーパットを意地で沈めると自然と右拳に力が入った。ツアー通算41回目の最終日最終組を確定させてギャラリーの歓声に笑顔で応えた。
「やっぱり最終組で優勝したい。それがふさわしい舞台じゃないかと思うし、そこにいられるかどうかもやっぱり違う。ラス前(最終組から1組前)でプレーして勝つのと、最終組でプレーして勝つのは全然違う」
パーパットこそ納得の一打だったが、18ホールを振り返ると40歳は渋い表情を浮かべる。「内容が良くなかったね。まあ、4日間やっていれば1日ぐらいあるとは思うけど。あんまりラック(運)もなかった。半端な距離、半端なラインも多かった。自分自身で流れを作れなかった」。パーオン率は44%(8/18)とショットに苦しんだが、3バーディ、4ボギーの「71」でなんとか優勝戦線に踏みとどまった。
「きょうは納得のいくプレーができなかったが、あしたはそういうプレーできれば。多くのファンをわかせるプレーを見せることができれば。入れられるパーパットもいっぱいあったし、グリーンの変化に対応できてなかった。その辺をあしたのために準備しないといけない」
過去40回の最終日最終組のうち、優勝は15回を数える。3年間苦しんだ顎偏位症は昨年末で治療を終えた。2019年「ミズノオープン」以来、7年ぶりツアー22勝目へ全身全霊をかける。(大阪府茨木市/玉木充)