国内男子ツアー刷新に「PGAブランドをしっかり守って」日本プロゴルフ協会・明神正嗣会長
国内男子ツアーの今季国内メジャー初戦「第93回日本プロゴルフ選手権センコーグループカップ」(5月21日―24日)の記者発表が6日、開催コースの滋賀・蒲生ゴルフ倶楽部で行われた。
同ツアーは日本ゴルフツアー機構(JGTO)が日本産業推進機構グループ(NSSK)の支援を受けて、ツアー運営・事業展開を担う株式会社「ジャパン・プロゴルフツアー」(J-Tour)を新設。国内男子プロゴルフ界に刷新の動きが起こる中、日本プロゴルフ協会(PGA)の明神正嗣会長は「PGAブランドをしっかり守りながら、力強いパートナーとともに頑張っていきたい」。今年から特別協賛で加わった大手総合物流企業「センコーグループHD」とのタッグで協会の“看板大会”を盛り上げる意気込みを語った。
JGTOはPGAからツアー部門が分離独立した組織。明神会長は「ツアーに出ているプロのほとんどが我々の会員(PGA資格認定プロテスト合格者)。ツアーが盛り上がるのを望んでいますし、協力を惜しまないつもりです」と語った。センコーグループHDの福田泰久社長は男子ゴルフの魅力を「迫力、高度な技術、ダイナミックな飛距離、スピード感」として「ゴルフ界全体の発展に微力ながら貢献していきたい」と話した。
本大会は基本的に開催コースが毎年変わる“持ち回り”だが、今年から3年間はセンコーグループHDが母体の蒲生GCで実施する。連続開催は1949年、50年の千葉・我孫子ゴルフ倶楽部以来76年ぶり。本大会のコースセッティング担当として4年目の桑原克典は総ヤーデージ6991yd、パー72と短めの18ホールについて「飛距離のウィークポイントを逆に武器にしたい」と説明。現時点での予想優勝スコアを「通算17、18アンダー」とした。蒲生GCには全27ホールあり、来年以降は今年使用しない9ホールをコンボさせてセッティングの質を上げていくプランもある。
この日、数ホールで視察プレーを行った2022年大会覇者の堀川未来夢もコース攻略のポイントが飛距離よりむしろマネジメントにあると推察。コースの特徴である小さく、傾斜の効いたグリーンについて「4日間、どこにピンを切るのかなと思う。シンプルだけど大きな傾斜があり、ライン読み、タッチが合わない人は厳しくなるでしょう」などと話した。
大会の賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)で、元MLB選手の松坂大輔氏、元サッカー日本代表の三浦淳宏氏、フリーアナウンサーの上重聡氏、元AKB48のタレント・山内鈴蘭さんを大会アンバサダーに起用して盛り上げをはかっていく。(滋賀県日野町/加藤裕一)