河本力は“悔しい”今季最高4位「毎週優勝争いをする」
◇国内男子◇関西オープン 最終日(18日)◇日野ゴルフ倶楽部(滋賀)◇7035yd(パー70)◇曇り(観衆1438人)
1打差3位から出た河本力は3バーディ、2ボギーの「69」と伸ばしきれなかった。通算12アンダー4位で大会を終えた。
出だし1番で2mのバーディパットを外して「難しいラインではあったが、ああいうところを入れられないと勝てないんだろうな、と。その中でも諦めずにできることをやり続けた。すごく悔しい」と淡々と話した。
9番は2打目を右手前のバンカーに入れるなど、ボギーをたたいて首位から後退した。9個のパーが並んだ後半は16番(パー5)で2.5mのバーディパットを外して天を仰いだ。
それでも今季ベストの4位。「優勝争いをしないと気が付けない部分がある。こういう優勝争いをする回数を増やす。毎週するつもりで。ゴルフの状態はすごく良い」と気持ちを切り替えた。
生源寺龍憲も4バーディ、2ボギー1ダブルボギー「70」と伸ばせず。「納得のいくプレーはできなかった。なかなかフェアウェイを捉えることできなかった。後半の風にもうまく対応できなかった。そこは悔しい」と話した。
前半で2つ伸ばして首位に浮上したが、10番は2打目が木に当たるなど、3オン3パットのダブルボギーをたたいた。通算11アンダー5位で4月の開幕戦「東建ホームメイトカップ」に続く今季2勝目を逃した。
河本、生源寺ともに19日(月)はメジャー「全米オープン」の予選会(滋賀・タラオCC西コース)に出場を予定している。(滋賀県日野町/玉木充)