2025年 中日クラウンズ

岡田晃平「“ゴルフが下手くそ”しかない」 上がり4ホール3ボギーで初Vならず

2025年 中日クラウンズ 最終日 岡田晃平
終盤に崩れてツアー初優勝を逃した岡田晃平 (C)JGTOimages

◇国内男子◇中日クラウンズ 最終日(4日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)◇晴れ(観衆6320人)

初優勝を狙った23歳の岡田晃平はサンデーバックナインの終盤で浅地洋佑に競り負け、通算5アンダー4位で終えた。「相当悔しいですけど、とにかく自分のゴルフが下手くそっていうだけ。まだ悔しいって言えるレベルに行ってないので、しっかり練習して、自分にプレッシャーをかけながらやらなきゃいけない」と淡々と受け止めた。

浅地を含めて3人で並ぶ首位から、初めての最終日最終組。前日夜にはメンタルコーチとして契約するプロキャディの出口慎一郎さんから勧められ、実業家の孫正義氏のYouTube動画を視聴した。モチベーションを上げて立ったティイングエリアでも、それほど緊張はなかったという。ウェッジでピンに絡めた1番、アイアンで2オンに成功した2番(パー5)と2連続バーディを先行。3番でボギーを喫しても、7番(パー3)で2mもないチャンスを作った。これを獲って8アンダー。単独トップで折り返した。

後半はパーを並べていた中、パー5の15番で痛恨のボギーをたたいた。左ドッグレッグのホールで悩ましい左からアゲンストの風が吹き、フェードヒッターの岡田は3Iを握った。これが右にすっぽ抜け、2打目は木が邪魔になってグリーン方向に打っていけない状況。4オン2パットでスコアを落とすと、17番(パー3)もバンカーからしのげず、18番もグリーンを外してボギーで終えた。

上がり4ホールで3つ落とすフィニッシュを「ダボになりそうなシチュエーションをボギーで抑えられたのは、悪い中でも最小限だったのかな」と冷静に分析しつつ、やはり悔しさがにじむ。「キャディさんのマネジメントは100%くらい合っていた。それで勝てなかったのは、自分が言われたマネジメントをできていない証し。自分の中では『うまくなれば勝てる』と思っているので、練習することしか頭にないですね」。一刻も早いPGAツアー挑戦を見据えるからこそ、自己評価はシビアになる。勝ち切れる選手を目指し、ひたすら自分を高めていく。(愛知県東郷町/亀山泰宏)

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