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賞金シード争い 今季のボーダーラインは“69位”か

2024/11/20 18:15

◇国内男子◇カシオワールドオープン 事前情報(20日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7350yd(パー72)

国内男子ツアーは今大会終了後に、来季の賞金シード選手65人が決まる。当落線上の選手たちにとっては2025年の職場をかけた大一番だ。

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シーズンの大会出場が義務試合数(今季は12試合)に満たない選手を除く、賞金ランキング上位65人が賞金シードを得る。欧州ツアーを主戦場にする桂川有人(ランク6位)と中島啓太(59位※)、今季LIVゴルフでプレーした香妻陣一朗(27位)とスコット・ビンセント(62位/ジンバブエ)の4人が、出場試合数が不足(60位の杉山知靖は今大会で12試合を消化予定)するため、ボーダーラインは69位とみられる。

現在の69位は池田勇太。顎関節の痛みを発端にした故障からの復帰を目指すシーズンで、2週前の「三井住友VISA太平洋マスターズ」を終えてシード獲得圏内に割り込んできた。今大会でシーズン13試合目と限られた出場機会で着実な結果を積み重ねてきた。

圏外で“最後の戦い”に入った70位の西山大広、71位・市原弘大、72位・宇喜多飛翔、73位・時松隆光、74位に続く近藤智弘はそれぞれ賞金シード陥落の危機に瀕している。(高知県芸西村/桂川洋一)

中島啓太は次週の最終戦「日本シリーズJTカップ」で出場義務試合数を満たす予定で、来季の賞金シード選手は66人になる見通し。中島は今季海外3ツアー(PGAツアー、コーンフェリーツアー、DPワールドツアー)のツアーメンバー資格を有し、出場義務試合数の免除(軽減)申請を行ったため、今季日本ツアーの出場義務は3試合となっている。

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