宮本勝昌 連続試合出場の日本記録がストップ
ブリヂストンオープン会場で契約選手が笑顔の集合写真
10月20日(木)から開催される「ブリヂストンオープン」の会場となる、袖ヶ浦カントリークラブ袖ヶ浦コース内で、ブリヂストンスポーツの新製品発表会が行われた。紹介された商品はツアーステージ X-DRIVE(435)とツアーステージ NEW X-BLADE CBアイアンなど。既にこれらのクラブをツアーで使用している尾崎直道、宮本勝昌、宮里聖志の3人が出席し、クラブについてのコメントを発表。記者会見後にはトーナメントをサポートするツアーバン(クラブのメンテナンスなどを行う改造バス)の前で、ブリヂストン契約選手19名が記念撮影を行った。
新しいクラブを手にし記者発表に臨んだ尾崎直道は「435のドライバーは大きすぎるかと思ったが、使ってみたら違和感はない。アゲインストの風の時に吹け上がらないので強い球が出る。スウィートスポットが広がっているので、マチュアの方には安心感があって良いと思います。アイアンはソール形状のせいか振り抜き安い」。
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ここ1ヵ月腰の調子が思わしくないという直道は、今週の試合を終えた段階で米シニアツアーのクオリファイに挑戦するか決める。今の状態ではファーストクオリファイの4日間、さらにファイナルの6日間の戦いに腰が持つかが不安だと言う。
今まで340立方センチメートルのドライバーを使用していた宮本は「今まで周囲に比べ小さめのヘッドを使ってきたが、違和感なく新しいクラブに持ち替えられた。でも、もう小さいヘッドには戻れませんけど(笑)。このクラブはサイドのスピンが少ないので、スライスが出にくい。ボールが上がりやすいので、アマチュアの方はロフトを1度立てても使いこなせるのでは?」とメーカーの広告塔としては100パーセントのコメントを残した。
また、飛距離が10ヤードは伸びたという宮里は「このクラブはスピンが少ないので、今まではドライバーで打ってラン(落下地点からボールが転がること)が出なかったが、このクラブだとランが出る分10~15ヤードは伸びるようになった。アイアンはキャビティの安心感があって、マッスルバックのような打感がある」と絶賛だった。
今週のブリヂストンオープンでは、彼ら契約選手がホストプレーヤーとして優勝できるのだろうか。ニュークラブの実力が実証されるか注目だ。