「今、やっていることがある」 松山英樹が2年連続出場を決めたワケ
2024年 ダンロップフェニックストーナメント
期間:11/14〜11/17 場所:フェニックスCC(宮崎)
石川遼がPGAツアー復帰目指し2次予選会に参加「チャレンジしたい」
◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前情報(12日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7042yd(パー71)
石川遼が米ツアーの来季出場権がかかる予選会(Qスクール)に参加することを決めた。12月3日(火)から米国で行われる2次予選(全5会場)から出場。まずは翌週の12日(木)からフロリダ州のTPCソーグラスで開催される最終予選会へのエントリーを目指す。
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2013年からPGAツアーに本格参戦した石川は17年に出場権を喪失して日本ツアーに復帰。21年に同じ2次予選会に挑戦して敗退した。今年度はPGAツアーのキャリアで50試合以上、予選ラウンド通過を果たした選手のカテゴリでエントリーした(10月2日時点。石川はこれまでに86試合で予選通過)。
10月の初旬に決断した。「『行くっしょ』みたいな感じですね」と動機を説明。「チャレンジできる資格があるなら、やっぱりチャレンジしたいなという思いで常にいた。最終予選会からでなくても。もう33歳。来年、再来年でいいかというよりも、自分の居場所、現在地を知りたい」と海の向こうでのプレーをあきらめられない。
2次予選会は72ホールストロークプレーの4日間競技。石川はバレンシアCCで行われるカリフォルニア会場を選んだ。「短期決戦で上位に入ることが求められる。厳しい戦い」を覚悟している。
2次予選会通過者らが集う最終予選会の上位5位タイまでに松山英樹、久常涼、大西魁斗がプレーする来季のPGAツアー出場資格を付与。それに続く40位タイまでの選手に下部コーンフェリーツアーの出場資格が与えられる。成績順に出場機会の数などが決まる。
国内ツアーのシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」(11月28日~12月1日)出場後に即、渡米する予定。最終日の2日後に予選会がスタートする厳しいスケジュールだ。通過すれば翌週に最終予選会。「いつもよりも忙しい12月になったらいいなと思います」と意欲を口にした。(宮崎市/桂川洋一)