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「今、やっていることがある」 松山英樹が2年連続出場を決めたワケ

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前(12日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7042yd(パー71)

松山英樹は10月末に今大会への出場を決めた。秋のスケジュールを急きょ変更したのは、日本開催のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」で思うようなプレーができなかったから。歴代王者のひとりとして、そして「パリ五輪」銅メダリストとしてもファンの期待を集めながら、46位と振るわず悔しさが残った。

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千葉ではそもそも大会前から体調が優れず、トップフォームで戦えなかった。2週のオフは「少し休んで、何が(悪かった)原因かを考えながらやっている」と国内に残って調整。前週のうちに宮崎に入り、練習を重ねてきた。

ダンロップフェニックスもまた、歴代チャンピオンに名を連ねる大会だ。勝ったのはプロ2年目の2014年で、今年でちょうど10年が経つ。4年ぶりに出場した昨年は初日の「63」で単独首位スタートを決めながら、週末に伸ばせず10位に終わった。

「目標は優勝」とリベンジを期す思いは当然あっても、松山の視線はいつものようにより高いところに向いている。「この大会だけに合わせるならそう調整しますけど。今、やっていることがある。それを試せるいい機会」。スイングに微妙なテコ入れをしている最中で、冷静に見れば、調子は3週前とそう変わらないというのが正直なところ。

「スイング自体も分かる人にはだいぶ変わったように見えると思う。それを感覚と結果で照らし合わせるのが今は大変。当然試合になれば、緊張感もある。その中でどういうスイングになるのか、どういうミスが出るのかを把握したい。この試合も優勝したい気持ちはあるので、初日の早い段階で気づけるようになれば」と復調のサインにアンテナを張る。

「初日から楽しみなことがいっぱいある」という予選ラウンドは前週「三井住友VISA太平洋マスターズ」で今季2勝目を挙げた同学年の石川遼と、今年の「日本アマチュア選手権」を史上最年少(15歳344日)で制した16歳のアマチュア松山茉生(まお)と回る。

「すごく見たいと思っていた2人。一緒にプレーできて良かった。茉生くんは飛ぶので、その飛距離に圧倒されると思う。そこに対して冷静に自分のスイングをやれるか。初日までに良い状態にしたい」。当時アマチュアだった杉浦悠太にタイトルを奪われたのが1年前。同じ悔いを残すわけにもいかない。(宮崎市/桂川洋一)

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