杉山知靖がツアー復帰を前に会見で謝罪した

7月に女性への不同意性交容疑で逮捕され、8月に不起訴となっていた男子プロゴルファーの杉山知靖が11日に都内で会見を行った。

「この度は大変お騒がせしてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。並びに大会主催者の皆さま、スポンサー各社の皆さま、ゴルフファンの皆さまに大変ご迷惑をおかけしてしまったこと、並びに選手の皆さまに私事で大変ご迷惑をおかけしてしまったことを深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」と謝罪した。

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日本ゴルフツアー機構（JGTO）は9月30日に10試合の出場停止処分を科したことを発表。この日の会見に同席した弁護士は起訴猶予で不起訴処分だったことを認めており、ツアー側は杉山が昨年7月に道交法違反（速度超過）で逮捕されてJGTOから厳重注意処分を受けたことも処分内容に影響しているとした。

会見で頭を下げる

JGTOの諸星裕会長、顧問弁護士、プロゴルファーらで構成される懲戒・制裁委員会の審議に付されたものについては当該行為に及んだことが判明した日の翌日から処分が確定する決まり。今回は逮捕された7月23日の翌24日からとなり、8月「横浜ミナト Championship」から前週「三井住友VISA太平洋マスターズ」までの10試合が対象。今週14日に開幕する「ダンロップフェニックス」（宮崎・フェニックスCC）からツアーに復帰する。

杉山が社員として所属していた中央日本土地建物グループによると、本人からの申し出で所属契約は解消。今後について「反省し、自身の立場を自覚した行動を徹底していきたいと思います。申し訳ございませんでした」と話した。（編集部・亀山泰宏）