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今季2勝目で賞金王争い急浮上「僕の名前なんか…」/石川遼 一問一答

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日(10日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)◇曇り(観衆8549人)

石川遼がツアー通算20勝目を、2010、12、22年に続く大会最多4勝目で飾った。33歳54日での20勝は、中嶋常幸(30歳260日)、尾崎将司(31歳117日)、池田勇太(32歳275日)、倉本昌弘(32歳298日)に次ぐ5番目の年少記録。節目となる勝利について会見で語った。

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―最後は短いウィニングパットを沈めて
いいゴルフで勝てたなっていう気持ちが正直あります。本当に、いままでの優勝とは違った形だなと、自分の中ではすごく思う。

―今季2勝目
6月の「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」に勝った時はウェッジでチャンスを作っていた。パー5でロストもあったし、もったいないプレーが多い中での優勝。今週は試合運びの面ですごく上手くいった試合だった。ショットが全体的に良かったので、きょうはそこと、マネジメントと、最後パッティングで勝負しようという感じだった。後半は全然入らなかったけど、いいパットは打ち続けられたと思う。17番をパーにできたら、18番にバーディで追いつけるかなと思っていました。

―今年はどんな課題を持って
まずはスイングですね。ずっと自分でやってきた中で、10月の「ZOZOチャンピオンシップ」では悪い癖が出てしまった。それがすごく悔しかった。

―節目となる20勝目
自分にとっては、“20勝目”の節目ですごい思い入れがあるわけではないけど、今回の勝利、フィールドで一番スコアが良かったということが素直にうれしい。タフなコースだし、一辺倒でなかなかいかない。こういった環境で悪い流れを断ち切れたり、いい流れを続けられたり…っていうのはすごく収穫になった。

―賞金王も見えてくるランク5位浮上
マジですか(笑)僕の名前なんか誰も考えていなかったと思う。まずはうれしい。優勝って、狙ってできるものでもない。そこは考えていなかったし、まだ考えていない。まだまだ、これからなんじゃないですかね、上位の選手は相当強いので。

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