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編集部おススメ!今年の注目プレーヤー(5)/薗田峻輔

アマチュアとして「マンシングウェアオープンKSBカップ」でツアー初優勝を果たした石川遼は、当時杉並学院高校1年生の16歳だった。その石川が、兄貴分として慕う薗田峻輔が、いよいよプロとしてツアーデビューを果たす。

一躍脚光を浴びる存在となった石川だったが、同じジュニアの仲間や先輩との関係性や接し方を変えることは無かった。当時、高校1年生の石川にとって、もっとも身近で大きな存在だったのが、同じ高校で2学年先輩の薗田だった。ドライバーでの平均飛距離が290ヤードと、高校生離れした2人だが、その差は僅かながら薗田のほうに軍配が上がることが多く、スコアも薗田の方が安定して好成績を残していた。

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2008年春に高校を卒業した薗田は、石川のプロ転向宣言を横目に、明治大学に進学。プロ転向は大学卒業後になるものと思われた。

ところが、09年国内男子ツアーのクオリファイに挑戦し、見事22位で最終予選会を突破。2010年は大学に在籍しながらツアーで戦うことを決意。薗田は石川がアマチュア優勝した試合の翌週、「三菱ダイヤモンドカップ」に出場し36位タイでローアマチュアを獲得。その後も何試合かプロのトーナメントに挑戦してきた。

中でも08年に開催された「スポニチカップU-23セガサミーオープンゴルフ ~ゴルフ北海道スイングへの道~」では、多くの若手プロゴルファーに競り勝って優勝し、プロの舞台で戦えるという大きな自信をつけた。その薗田が大学卒業を待たずして、石川遼が待つプロツアーでの挑戦を始める。1年目からどのようなゴルフを見せてくれるか楽しみだ。(編集部:本橋英治)

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