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「プロがプレッシャーかけられなかった」 松山英樹は悔しい今季最終戦

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 最終日(19日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)◇晴れ(観衆6865人)

首位との差7ストロークは、あきらめる要素にはならなかった。「前半に(通算)10アンダーくらい行けば。行けなくても3つ、4つ伸ばせばチャンスはある」。松山英樹は日米を通じて、2023年のラストラウンドに猛チャージの望みを託していた。

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最終組の1つ前の組。引き連れた大ギャラリーからは声援よりも早くため息が漏れた。5アンダーの4位で迎えた開始1番、右サイドからの2打目が前方の木の枝に当たった。ボギー先行から、2番以降はショットで作ったチャンスをパターでことごとく外した。「最初のバーディが6番では遅すぎます」。パー3で3mを沈め、続く7番(パー5)はバンカーからピンそば1mにつけて連続バーディにしたが、すぐに8番をボギーにしてプランが崩れた。

初日に「63」をマークし、9年ぶりの大会制覇へ単独首位で飛び出しながら、以降はショット、パットが噛み合わなかった。「同じようなラウンドを繰り返している」と、不振にあえぐ時期を象徴するかのような内容が続く。

週末は「71」が並びスコアを伸ばせないまま通算5アンダーの10位。「ショットはきのうの方が良かった。チャンスにつくか、つかないかの問題ではなく、安定して上位に行くためには3日目の状態の方が行ける感じだった。パッティングは初日が一番良かった。きょうはなんとなく、どっちも良くなかった」。数カ月間において断ち切れない、日替わりのコンディションを嘆いた。

杉浦悠太(日大4年)がスタート時のリードを守り、国内ツアー史上7人目のアマチュア王者になった。2011年に3人目になった自身を追う、新たな存在だ。「実際に(同じ)試合に出て負けた。すごく良いプレーヤーなんだと思います。いつかチャンスがあったら一緒に回ってみたい」と称賛しつつ、「やっぱりプロがね、プレッシャーをかけないといけない立場の人たちみんなが、かけ切れなかった」と意地を口にした。今大会のフィールドで唯一のアマにタイトルをさらわれたことが悔しい。

新年は1月4日(木)スタートのPGAツアー開幕戦「ザ・セントリー」(ハワイ州プランテーションコースatカパルア)で始動する。「良いショットも悪いショットも両方ありましたけど、なんとなく定まっていく感じがあった」のが24年への救い。「優勝争いした時のプレー、上に行けそうな時のプレーがうまくいかないので、そこをしっかりできれば」

8月に昨季のプレーオフ第2戦「BMW選手権」を終えてから、4カ月でプレーしたのは日本での2試合だけ。「ずっと休んでるんで。(オフは)長いんじゃないですか」。プロとして12年目のシーズンも待ち切れない。(宮崎市/桂川洋一)

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