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大会2勝のブルックス・ケプカ 5年ぶりの宮崎で「1.2kg」食べたものは

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前情報(15日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)

「夕食だけでも1.2kgは食べたかな」と、メジャー覇者は食生活も豪快だ。大会2勝のブルックス・ケプカが、5年ぶりの出場で楽しみにしていたのが宮崎牛。19年「全米プロ」ではチャンピオンズディナーのメニューに選んだほどで、月曜にホテルに着いてすぐ、大好物を求めてレストランに向かった。

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初出場で大会を制した2016年に味のとりこになると、翌年は大会記録を1打更新する通算21アンダーで完全優勝。優勝副賞の宮崎牛一頭分は、2年連続でしっかり持ち帰った。「ことし生まれた子どもが5~6歳になったら一緒に宮崎を楽しみたい」と、息子がほおばる姿を見るのを今から楽しみにしている。

4度目の大会参戦となったことしも、大好物は連日欠かせない。「今夜も食べに行く予定。きょうは朝食が遅かったから、なるべくお腹を空かせて行かないと」とディナーを気にかけつつ、大会3勝目への準備も着々と進めている。

今季は5月の「全米プロ」でメジャー5勝目を挙げ、主戦場のLIVゴルフはポイントランク3位で終了。LIVのシーズン最終戦となった10月のジッダ戦を制し、好調のまま来日した。この日はプロアマで18ホールを回ってコースチェック。スイングなどの微調整を行いながら、「ちょっとしたミスはあったけど、状態はいい」と自信もうかがえる。

21年から住友ゴム工業(ダンロップ)と契約を結び、ことしが契約選手として初出場。「16年のここでの優勝が自信になって、翌年のメジャー優勝につながった」と思い入れのある大会で、3勝目への意欲も強い。

予選ラウンドは松山英樹、今季「全米オープン」覇者のウィンダム・クラークと同組で回る。「とても楽しみなグループ。お互いの良い所を出し合って、良い影響を受けられたら」と話した。(宮崎市/谷口愛純)

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