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ドライバーショットは2日間で1度だけ 堀川未来夢の“連覇戦略”

◇国内男子◇マイナビABCチャンピオンシップ 2日目(3日)◇ABCGC(兵庫)◇7217yd(パー72)◇晴れ(観衆1581人)

タッチが微妙に弱かったり、ラインが一筋違ったり。前半インで3mを3度、4mを1度、チャンスを外し続けた堀川未来夢が、バックナインで豹変(ひょうへん)した。2番で10mを放り込むと、ツアー初優勝を飾った2019年「日本ゴルフツアー選手権」第1ラウンド以来のツアー自己ベストタイとなる6連続バーディを奪取した。

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「前半は“きょうは入らない日なのかな”と思いつつ、いつか入るだろう”と考えて。ロングパットも距離を合わせることだけ意識してたんですけどね」。9位タイスタートからノーボギーの「64」で首位ターンを決めた。

決め事を徹底しているから、焦りもない。「ここみたいに速いグリーンだとパットの感覚はいい。3番ウッドでティショットをフェアウェイにさえ置いておけば、ぼちぼちいけるだろうって考えです」

昨年大会は10、15番だけドライバーを握り、ほとんどのティショットを3Wの低弾道ショット“スティンガー”に頼って優勝した。「ドライバーを持った時の気持ち悪さ」が強い今年はさらに極端なマネジメントをとる。スタート前の練習場ではドライバーを10発以上打っているが、予選2日間でドライバーを使ったのはこの日の15番だけ。同組の2人は蝉川泰果岩崎亜久竜という屈指の飛ばし屋で、ティショットで何度も50yd以上置いていかれたが、全く気にせずプレーする。

大会開幕前は「連覇?とてもとても…。今の若手の顔ぶれを見て、自分の状態を考えれば、優勝争いなんておこがましいです」とこぼしていたのが、嘘のようなスコアメーク。「2日でボギーはきのうの3パット、1つだけですし…。コースとの相性の良さもありますね」。実質13本のクラブで勝負する。大会連覇の青写真は出来上がっている。(兵庫県加東市/加藤裕一)

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