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賞金ランク1位・金谷拓実が悲願の日本オープン制覇へ「今年はチャンスある」

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 事前(10日)◇茨木カンツリー倶楽部 西コース(大阪)◇7315yd(パー70)

過去3度輝いたローアマは、88回目を迎える大会において歴代2位タイの数字。プロ転向前から「日本オープン」で実力を示してきた金谷拓実だが、振り返ってみれば悔しさが上回る。

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中でも脳裏に焼き付いているのは、岐阜関カントリー倶楽部 東コースで行われた2017年大会。同年賞金王になる池田勇太と最終日最終組で激闘を繰り広げ、1打及ばず敗れた。

「あの時はアマチュアだったので、優勝まで迫れたというある程度の充実感もありながら…。でも振り返ると、やっぱり日本オープンは大きな試合で、チャンスがある時に勝てないと、難しくなっていくような試合だと思う」。19歳であと一歩と迫ったゴルファー日本一の頂は、国内外で6勝を積み上げても未知のままだ。

賞金ランキング1位として乗り込む今季は6月「日本ツアー選手権」、9月「フジサンケイクラシック」とツアー屈指のハードセッティングだった2試合を制した充実ぶりが背中を押す。「難しいコースでプレーすることは、いつもワクワクする。今週も、そういったコース。年々、経験も増えていっているし、すごく助けになっていくんじゃないかな。今年チャンスはあると思うので、自分の力を出し切りたい」と意気込む。

直近の出場だった「バンテリン東海クラシック」は最終日最終組で3位惜敗。ラスト18番では「あんなショットを打っているようじゃ、全然ダメですね」と切り捨てるミスも出た。「ああいう2週間前のプレー、最後のミスがあったので1週間、しっかり練習に励むことができた。いい準備ができたんじゃないかな」

オープンウィークは改めて丁寧なアドレスから心掛け、今季の強みとなっているティショットのポイントを再確認。「ティショットもパッティングも、いろんなところでいつもよりプレッシャーがかかるのが日本オープン。そういうところ(でやり切れるか)は、普段からの積み重ねだと思う」と静かにうなずいた。(大阪府茨木市/亀山泰宏)

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