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池田勇太が今季ベスト6位発進「感覚と結果がやっと合ってきた」

◇国内男子◇ACNチャンピオンシップ ゴルフトーナメント 初日(5日)◇三甲GCジャパンコース(兵庫)◇7295yd(パー72)◇曇り(観衆648人)

向きがコロコロ変わる、秒速5m前後の秋風が吹くコースで、池田勇太が着実にスコアを伸ばした。「まあボチボチですね。ノーボギーは良かったと思う」。出だし10番でピン奥3mのチャンスを決めた。「ほとんど切れないフックライン。あそこで気持ちよくスタートを切れたのが良かったのかな」と、ミスなく重ねた5バーディで「67」にうなずいた。

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2017年「日本オープン」優勝で得た5年シードが切れる今季、現在の賞金ランキングは85位にとどまる。昨季から悩む首、顎の痛み。さらに3週前の「ANAオープン」では右手中指、薬指を突き指した。「今年は本当にいろいろあって」。ツアー通算21勝の37歳がシード喪失の危機にいる。仮に失っても「生涯獲得賞金25位以内」の資格を行使すれば、来季の出場権は確保できる。ただプライドを考えれば、そんな簡単にはいかない。

「シードに関してはそこまで気にしてない」という。それよりも“勝ち負け”ができない現状をなんとかしたい。首、顎については朝、夜に矯正器具をはめ、突き指は電気・鍼治療で地道に対処してきた。トップ10フィニッシュがない今季だが、直近3試合は44位、26位、18位と徐々に上向き傾向にある。「ゴルフの調子の点では、今季のはじめから自分の感覚と、結果が合わないものがあってね。それがずっと続いてきた。でも、やっとここに来て少し合ってきた感じはあります」。

今季ツアー出場20試合目で6位発進はベストだ。「この調子をあと3日持続させるのは簡単じゃないと思う。でも、自分がいま苦しんでいるものは、必ず自分のためになると思ってるから」。シード死守というより、勝つために。2019年6月「ミズノオープン」の優勝以来、更新中の自己最長ブランクに終止符を打つため、池田は上位に食らいつく。(兵庫県三木市/加藤裕一)

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