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蝉川泰果の“暴走”は見慣れてる? 連覇かかる河本力がパー4でイーグル奪取

◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 初日(28日)◇三好CC西コース (愛知)◇7300yd(パー71)◇曇り(観衆2283人)

出だし10番で納得のショットをつないで2mのチャンスを作りながら、決めきれずにパー。「パター、きょうも全然ダメか…」。早くも落ちかかった河本力のテンションは、直後の一打でよみがえった。

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11番パー4、ラフから89ydのセカンドを60度のウェッジで放り込むイーグルに大喜び。「久しぶりに入ったので。入るところも見えたし、メチャクチャ気持ちよかったですね。マジで気持ちよかった」。振り返りながら、快感をもう一度かみしめるように声を弾ませた。

最終9番でわずかに右を抜けたパッティングは「(トータルで)全然決まり切っていない」と口をとがらせる一方、「4アンダーで回れたのは全然オッケーなので」。ディフェンディングチャンピオンとして「67」の9位発進は上々の初日だ。

同組でロケットスタートを切った蝉川泰果とは6打差だが、自分の目で見ていたから納得もできる。「自分のパットが入っていないような錯覚をするところもあった」と話すほど神がかっていたパッティングに加え、ティショットの精度、ラフからの距離感、ピンチでのパーセーブ…。「完ぺきだったんじゃないですか、きょうは」と後輩プレーヤーを称賛した。

桂川有人を含めた3サムは、昨年蝉川がアマチュアで制した「日本オープン」の予選ラウンドと同じ面々だ。「彼、その時も“暴走”してたんで。きょうも“暴走”してましたけど、見慣れてはいる。きっと、回りやすいんでしょうね。すごいです」。まるで他人事のように言ったが、同伴競技者のナイスプレーにはグータッチをしてたたえ、合間に適度なトークで和ませる雰囲気作りは河本ならではの部分でもある。

まだ初日、大会初の連覇は十分に狙えるポジションにいる。「ドライバーがすごくいい感じで振れていて、やっと気持ちよく振れているというか、ある程度、思ったところにボールがある。スコア的には悪くないですし、しっかり自分ができることを徹底してやっていきたい」とうなずいた。(愛知県みよし市/亀山泰宏)

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