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開催コース所属の51歳、渡部光洋が「69」発進 疲労回復には「睡眠」

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 初日(21日)◇小野東洋GC(兵庫)◇7113yd(パー72)

開催コースの小野東洋GC所属プロ渡部光洋が4バーディ、1ボギーの3アンダー「69」をマークし、同一コース開催だった昨年大会に続く好スタートを切った。

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シニアツアーを中心にプレーする51歳には1年ぶりのレギュラーツアーだ。昨年は同じコース所属の2013年「全米シニアプロ」覇者・井戸木鴻樹がケガで出場を断念し、急きょ“代役”で出場。初日「67」、2日目「68」で回って7位で予選を通過した。今年は早々に主催者推薦をもらっていた。

「メンバーさんとか、みなさん色々と声をかけて下さって。本当にありがたくて、力になりますね」。昨年と同じハウスキャディにバッグを預ける。まずは予選通過が目標だが、今週は10位になった「日本シニアオープン」からの連戦でもあり「どれだけ疲れをとれるか」が第一の課題という。

疲労回復に効くのは「睡眠」と即答した。「寝るしかないですね。7~8時間くらいは寝ます」。午前7時25分のティオフに向け、前夜は午後9時には寝床に入り、午前4時に起床した。さらに睡眠の質を上げるため、今年からスポンサー契約を結ぶ乳酸菌飲料メーカー「ヤクルト」の効果をアピール。「寝るときに1つ飲むのがやっぱりいい」と話した。

昨年大会は決勝ラウンドで「73」「72」とスコアを伸ばせず、通算8アンダー48位に終わった。今年は右ひじの痛みに悩んでおり「しんどいですね」と弱音をこぼしつつも、関係者の熱量は肌で感じる。昨年大会の前のレギュラーツアーは2018年「関西オープン」で、それも小野東洋GC開催、予選通過して60位だった。「慌てず、騒がない」。地の利を生かして、今年も大会を盛り上げる。(兵庫県小野市/石井操)

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