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韓国のアマチュアが「64」 チョ・ウヨンが単独首位

◇日韓亜男子共催◇シンハンドンヘオープン 2日目(8日)◇クラブ72CC・オーシャンコース(韓国)◇7204yd(パー72)

日本で金谷拓実中島啓太蝉川泰果ら“U-25”が活躍しているように、韓国も新星が飛び出した。この日、通算13アンダーのトップに躍り出たのは、推薦出場のアマチュア3人の1人、チョ・ウヨンだ。1イーグル、6バーディ、ノーボギーの「64」のスコアも圧巻だが、自己分析も「スコアを伸ばすには2打目が重要と思っています。前回出たプロの2試合はそのような2打目ができなくてもどかしかった」とプロ顔負けだった。

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韓国のナショナルチーム出身の21歳。韓国体育大の4年で、すでに韓国ツアーでアマチュア優勝も経験済みだ。ちなみに、この日に途中棄権した大学の後輩チャン・ユビンもアマチュア優勝を飾っている。2人は、米ツアー(PGAツアー)メンバーのキム・シウーイム・ソンジェと一緒にアジア大会(28日開幕/中国・杭州)代表として金メダルを目指す予定なのだ。

韓国の20代は層が厚い。キム・シウーは28歳、イム・ソンジェは25歳、同じくPGAツアーで活躍するトム・キムは21歳。2021年「日本プロ選手権」優勝者で、米下部コーンフェリーツアーにも挑戦したキム・ソンヒョンは24歳で、来季のPGAツアー出場権を確定させている。

チョ・ウヨンは日本の若手に刺激を受けてきた。「なぜ韓国から金谷拓実中島啓太が出ないのか、悔しい思いをしてきました。自分の足りない点や、補わなきゃという点に向き合って、やっと花が咲いてきたと思っています。日本の選手たちに負けないようなプレーをしたいです」。中島が優勝した2021年「アジアパシフィック アマチュア選手権」では3位タイ。苦い経験を糧にしてきたようだ。

「アジア大会で金メダルをとりたいです。その後の10月5日にプロ転向を考えていて、将来の目標としてはPGAツアーには出たいと思っていますが、もう少し細かく考えて決めたいです」と語る。大学の先輩イム・ソンジェがたどった日本経由ルートや、コーンフェリーツアーのQT挑戦も視野に入れている。着実にビッグネームに育っていきそうだ。(韓国・仁川/服部謙二郎)

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