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賞金王の前に大事な“1位” 金谷拓実が「もちろん狙う」米参戦ルート

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 最終日(3日)◇富士桜CC(山梨)◇7424yd(パー70)◇晴れ(観衆2008人)

今季2勝目を挙げて賞金ランキング1位に浮上した金谷拓実。242万3980円と僅差で続くライバルの中島啓太はもちろん、3位の蝉川泰果も含めて上位を独占する若手による激しいマネーキング争いを制することはシーズンの大きな目標となっている。

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「賞金ランキングを争っている選手は若くて上手な選手が多い。みんな毎週(のように)優勝争いをすると思うし、僕も状態がいいので、毎週優勝を目指して、もちろん賞金王を獲りにいく気持ちでいます」と意欲を口にする。ただ、かねて海外挑戦の道を探ってきた25歳にとっては“途中経過”も大きな意味を持つ。

意識するのは「三井住友VISA太平洋マスターズ」を終えたタイミングとなる11月13日時点のランキング。1位の選手だけが米下部コーンフェリーツアーの来季出場権をかけた予選会ファイナルステージに出場することができるからだ。

「それ(11月13日)までに(1位に)入っていたら、やっぱりチャンスも増えますし、そこはもちろん狙っています」と話す金谷の頭には、今季行われる予選会の変更点もしっかりとインプットされている。

昨年とは違うフロリダ州TPCソーグラスのダイズバレーコース、近隣のソーグラスCCを舞台に12月14日から4日間72ホールで行われるファイナルステージ。そこで5位タイまでに入れば、いきなり最高峰PGAツアーの出場資格を得ることができる。

2020-21年シーズンの国内ツアー賞金王に輝いたチャン・キムは昨年のファイナルステージで2位となり、直近の米下部で2連勝を飾って来季PGAツアー昇格を確実にしている。そういった従来のルートに加え、尊敬する松山英樹が戦うステージまで一気にたどり着けるチャンスが生まれた形。今週7日開幕の韓国開催「シンハンドンヘオープン」をスキップしてオープンウィークに充て、コンディションにも気を配りながら1枚しかない切符を狙っていく。(山梨県河口湖町/亀山泰宏)

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