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4打差後退の中島啓太はプラン修正「クラブハウスリーダーを目指す」

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 3日目(2日)◇富士桜CC(山梨)◇7424yd(パー70)◇晴れ(観衆1263人)

トップタイから最終組を回った中島啓太は「73」とスコアを落とし、首位と4打差の通算1アンダー8位に後退した。

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出だし1番のボギーにも「何とも思っていなかった」という冷静な思考回路は、5番でしっかりと奪い返したバーディも証明するところ。ただ、わずかに引っ掛け気味だったショットからゲームメークにほころびが生じた。

7番(パー3)は池に近い左手前ピン。最も警戒していたはずの池に打ち込み、ダブルボギーをたたいた。自らの状態を把握してグリーンセンターへの意識を強めるなど、「“ひと筋”目線を変えるだけでも良かった。そこがうまくいかなかったことが、アンダーパーで回っている人との差なのかな」とアジャストしきれなかった部分を悔やむ。

目指していた最終日最終組でのプレーを逃し、金谷拓実と4ストローク差で迎えるラスト18ホール。「離されてしまうと、追いつけなくなってしまう相手。結果的にまだ4打差で最終日を迎えられるので、クラブハウスリーダーを目指して頑張りたい」と即座にプランを練り直した。

前の組でスコアを伸ばし、後続のライバルたちが難関ぞろいのバックナイン終盤を回るタイミングで重圧をかけたいところ。「追っていく中でのボギーが一番もったいない。基本はやっぱりグリーン上勝負。しっかりパーオンして、パッティングを決めていければ」。ホールアウト直後、早くも脳内でシナリオを描いた。(山梨県河口湖町/亀山泰宏)

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