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米下部ツアーの壁に跳ね返されても 大西魁斗と桂川有人は予選会から再挑戦へ

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 事前(30日)◇富士桜CC(山梨)◇7424yd(パー70)

今季初の国内ツアーに臨む前年覇者の大西魁斗、約4か月ぶりの国内参戦となる桂川有人はともに前週米アイダホ州で米下部コーンフェリーツアーを戦っていた。

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2020-21年シーズンの日本ツアー賞金王だったチャン・キムが2連勝を飾った大会で大西は70位、桂川は予選落ちを喫した。日本で昨年初優勝して海を渡り、最高峰PGAツアーへの昇格を争ってきた1年。ともに苦しい時間を過ごした。

ここまで21試合で予選通過8試合にとどまる大西は「結果が思ったよりも出てないという面ではつらかったというのはあるけど、ゴルフのキャリアは長い。『苦しい』もあったけど、『楽しい』が勝っているのかな」と話す。これが16連戦目。右ひざに痛みを抱えていても「スイングに影響はないですし、ことしは自分の限界を知りたい」とモチベーションは高いまま。この大会を終えれば、3試合を残す米国に再び戻る。

15試合のうち8試合と予選落ちが重なった桂川は「日本の方が(コースそのものは)難しく感じる。伸ばさないと置いていかれるところに難しさを感じる」と米下部で味わった独特の“壁”を表現する。「これも自分のゴルフストーリーの一部というか、『本』で例えれば、まだプロになって3年目で、何ページも行ってないくらい最初の方。そういう意味ではぜいたくな時間、いい時間を過ごせた。これをどうやってつなげていくかが大事」。パッティングの課題を痛感する中でも必死に前を向く。

残りわずかな試合に全力を注ぎつつ、ともにその先で待つ米下部の予選会を見据える。桂川は6月「全米オープン」予選通過の資格で11月のセカンドステージから、大西は10月のファーストステージからとなっても挑戦を明言した。ともにまだ24歳。心は折れていない。(山梨県河口湖町/亀山泰宏)

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