ボクらでも使える? “今回のマッスル”はちょっとやさしいぞ「ミズノプロ 241 アイアン」
安定よりも「優勝を」 平田憲聖は勝利にこだわる
ミズノ(本社:大阪市住之江区)は18日、都内で今秋発売予定の新製品「ミズノプロ アイアン」の発表会を開催。同社と契約を結ぶ男子プロゴルファーの佐藤信人、武藤俊憲、小鯛竜也、平田憲聖の4人が参加した。
22歳の平田はルーキーとして臨んだ昨季に賞金ランキング58位に入り、初シードを獲得。今季はホストプロとして臨んだ5月「ミズノオープン」でツアー初優勝を挙げ、7月の国内メジャー「日本プロゴルフ選手権」も制し、キャリアを順調に築いている。
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一方で、今季ここまでの13戦のうち7試合で予選落ち(全英オープン含む)。「浮き沈みがある」と、調子の波が激しいことも自覚しているという。
それでも、「(調子が)良い時に上位でフィニッシュすることが大事」と、好調なタイミングで着実に好成績を残すことが大事だと話す。「出る試合全部で予選通過というのは難しい。浮き沈みはもちろんあるけど、メンタルや運とか、いろんなことが積み重なっての結果だと思うので、そこで一喜一憂はしていない」とシーズンを通しての戦いを見据えている。
男子ツアーは2週間のオープンウィークを経て、24日(木)開幕の「Sansan KBCオーガスタ」(福岡・芥屋GC)から後半戦がスタート。現在、マッスルバックタイプの「ミズノプロ 241」をテスト中だという平田は「ミスしてもそこまで飛距離が落ちないし、打感も良い」と新アイアンをアピール。今季中の実戦投入に向けて調整を重ねている最中だという。
地元・大阪で行われる「日本オープン」(10月12日~/茨木CC西コース)も控える後半戦の目標には「もう1勝」を力強く掲げる。「もっと安定したゴルフがしたい、というのはあるけど、それよりも優勝を」と勝ちにこだわる姿勢を強調した。(編集部・内山孝志朗)