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ツアー6勝・金子柱憲の息子 憲洋はジャンボの教えも受け成長実感

◇国内男子◇横浜ミナト チャンピオンシップ ~Fujiki Centennial~ 3日目(5日)◇横浜CC(神奈川)◇パー71(7231yd)◇晴れ(観衆1529人)

ツアー通算6勝・金子柱憲の息子、金子憲洋(のりひろ)がキャリア2試合目で初めて決勝ラウンドを戦った。主催者推薦を受け、昨年の「ミズノオープン」以来のレギュラーツアー出場。自宅から車で15分という地元のコースで、38位で予選を通過し、「70」で回ったムービングデーに通算2アンダー24位に順位を上げた。

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本格的にクラブを握ったのは中学生のとき。“ジャンボ軍団”のひとりだった父の影響から、ほどなくして尾崎将司と顔を合わせるようになった。最近は尾崎の直接指導にも熱がこもり、春先にもらったアドバイスが今は金子の拠り所。

「上半身でガマンして、グリップエンドから下半身を引っ張る」意識を強く持ち、自分なりにアレンジを加えた。「そこからずっと上り調子」と好調を実感。練習中に浴びる鋭い眼光も「厳しめに言われるので、メンタルが鍛えられます」と言い、試合機会が少ない中で「やっと戦えるようになってきた」実感がある。

プロゴルファーの二世として生まれ、同じ道を歩んだ父のことを「こういうところでやっていたので尊敬はあります」とキャリアを重ねるたびに強く思うようになった。今週、ロープサイドで見守ってくれている姿から「失敗すると怒られるので良い緊張感」も感じている。

「でも、越えていきたい」と24歳。そう思える存在は父と、そして仲間たち。桂川有人清水大成は日大時代の同級生。「同世代もみんな頑張っている。そこにも追いついていきたい。ずっと先を行っている選手たち。いつかは勝ちたい」と目を見開いた。(横浜市保土ケ谷区/桂川洋一)

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2023年 横浜ミナト チャンピオンシップ ~Fujiki Centennial~



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