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手ごわいナカジマ選手とは距離を置いて… ヤン・ジホが11年ぶり日本V

◇国内男子◇ハナ銀行 インビテーショナル 最終日(18日)◇千葉夷隅ゴルフクラブ(千葉)◇7625yd(パー73)◇晴れ(観衆524人)

1打差2位から出たヤン・ジホ(韓国)が、1イーグル5バーディ、1ボギーの「67」で回り通算20アンダーで優勝を決めた。もともと日本ツアーでプレーしていた34歳。「一度失敗して韓国に戻ることになったけど、またチャンスをもらえて本当にうれしい」と喜んだ。

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2012年から日本ツアーに参戦し、同年の下部ツアー「Novil Cup」で日韓通じてプロ初優勝。18年まで日本でプレーしたが、18、19、20年に受けたQTでツアー出場権を得られず韓国に戻っていた。

同組で競り合った中島啓太とはもちろん初対面。先週「ASO飯塚チャレンジド」でプロ初優勝を挙げたことは知っていた。「中島選手はとてもカンがいい選手で、プレッシャーを感じていた」と手ごわい相手なのは分かっていた。「普段は自分から話しかけるけど、今日はあえて距離を保っていた」と自分のペースを考えて会話は少なめ。「それが今日の結果に結びついたと思う」と、周囲に乱されず優勝まで駆け抜けた。

2番でバーディを先行させ、前半で2つ伸ばして通算16アンダーでトップに並ぶと、12番(パー5)は330ydのビッグドライブを活かしてイーグルを奪取して通算18アンダーの単独首位に立った。16番のボギーで中島に並ばれたが、17番に再び突き放す。最終18番(パー5)をバーディで締めて逃げ切った。「まだ実感がわいていないけど、勝ちたい気持ちで楽しくプレーできた」と、キャディを務める妻と勝利を喜んだ。

今回の優勝で日本ツアーの2年シードを獲得。今年は韓国ツアーに専念し、「スケジュールを見て日韓両方でプレーしたい」と日本にも再挑戦する予定。「優勝は簡単にできることじゃない。来年もこういうチャンスが増えて、楽しくプレーができたら」と笑顔で久々の日本での試合を締めくくった。(千葉県大多喜町/谷口愛純)

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