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“痛恨”パー5でOBボギーから「むしろいい流れ」 中島啓太が喜ぶ一打

◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 3日目(3日)◇宍戸ヒルズCC西コース(茨城)◇7430yd(パー71)◇曇り(観衆3901人)

前半6番、中島啓太のティショットは左の林に消えてOBとなった。伸ばしたいパー5でボギー。痛恨のはずが「むしろ、いい流れに乗っていけたかな」と話す。実際に9番から3連続バーディ。サスペンデッドで7ホールを持ち越す中、通算9アンダーで首位と2打差の暫定2位に浮上した。

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スコアは落としても、視線を落とさなかった理由はフェアウェイに置いた暫定球を打った4打目。残り約280ydで3Wを握った一打が完璧な軌道を描き、ピンが切られた上の段まで届かせて手前6mほどについた。「ホントに数年ぶりくらいのいい感覚、ビックリするくらいの手ごたえがあった。あれはうれしかったですね」。手に残った感触を思い出すと、自然とほおが緩む。

パーパットがカップを目の前にして止まってのボギーでも「逆に、変にボールが林の中にあって、2打目を出すだけで打つボギーと、あの3Wが打てたボギーではモチベーションが違う」とうなずく。最終ホールとなった11番、4mのバーディパットを打つときにはすでにラインも読みづらい暗さだったが、集中を研ぎ澄ませて決めきった。

この日は前週プレーオフで惜敗した平田憲聖との同組。「ミズノオープン優勝」と添えられた平田のスタートアナウンスでよみがえった悔しさも力に、今週もタイトル争いに絡んできた。プロ初優勝がかかる最終日へ「あまり気負わず、いいゴルフができれば上位に食らいついていける。難しい12番から始まるので注意しながら良い位置で最終ラウンドを迎えられるように」。冷静な思考は健在だった。(茨城県笠間市/亀山泰宏)

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