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高校時代は「88」で撃沈 蝉川泰果が狙う“モンスターコース”へのリベンジ

◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 事前(31日)◇宍戸ヒルズCC西コース(茨城)◇7430yd(パー71)

蝉川泰果にとって、初出場の宍戸には苦い思い出もある。アマチュア時代に当地でのプレー経験があり、「高校1年生のときに『88』を打った。ホントに難しい印象しかない」と苦笑する。

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ツアープロ日本一決定戦には、昨年まで2大会連続で同学年のアマ中島啓太が資格を得て参戦していた。「(2021年に中島が)パナソニックオープンで優勝したときも、大学4年では自分が優勝できたらと思って(22年に優勝できた)。ずっと追いかけてきて、その試合に出られている」。プロとして同じ舞台にようやく立てるとあって気合がにじむ。

アマVを飾った昨年「日本オープン」に続く国内メジャータイトルがかかるコースは、前回大会からグレードアップして選手たちを待ち受ける。3番(パー3)はバックティが新設されて20yd延長の212yd設定となり、奥にピンを切れば235ydほどを打たせるイメージ。15番(パー5)も638ydのセッティングをフルに生かしながらドライバーを握らせるよう、右サイドの木を切った。

大会を主催する日本ゴルフツアー機構(JGTO)の田島創志・競技担当理事は「海外で戦うにふさわしい選手を輩出できる距離設定。(求められるのは)高いドライバーの精度、そして200ydを超える距離でもピンを狙っていく(ショット)。そういった、JGTOにしかできないメジャートーナメントのセッティングをしたつもり」とうなずく。今季PGAツアーへのスポット参戦を経験している蝉川も「日本の気候だと距離も出づらいので長く感じる。なかなかのモンスターコース」と表現した。

今季1勝で賞金ランク、メルセデス・ベンツトータルポイントランクでトップを走る22歳。「誰よりも一番でありたいと(思って)毎週を迎えています」。アクセルを踏み続けながら、今季国内メジャー初戦に挑む。(茨城県笠間市/亀山泰宏)

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2023年 BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ



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