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金谷拓実がベストスコアで4位浮上 全英の出場権争いも“圏内”に

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 2日目(26日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7461yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆1175人)

41位スタートの金谷拓実が9バーディ、1ボギー、この日のベストスコア「64」をマーク。通算9アンダーの単独4位にジャンプアップし、首位に5打差の好位置で決勝ラウンドに進んだ。

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優勝争いとともに注目される7月開催の「全英オープン」(ロイヤルリバプール/イングランド)出場権争いでも“圏内”に飛び込んだ。有資格者を除く上位4人に付与されるメジャー行きの切符。「やっぱり全英はみんな出たいと思うなかで、しっかり自分らしいプレーを続けることが大事かなと思います」と話す金谷も、4度目の出場を虎視眈々と狙っている。

この日は「風がなかったので良い感じで打てていた」というショットに加えて、「すごいいいスピードで、たくさん入ってくれた」というパットがさえた。唯一のボギーをたたいた直後の前半14番(パー3)では、グリーン奥エッジから4mをパターでねじ込みバウンスバック。「昨日はボギーだったし長いホール(217yd)なので、バーディが獲れて流れに乗っていけた」と、その後のバーディラッシュへの布石となった。

月曜日(22日)に茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県)で36ホールをプレーした「全米オープン」最終予選会では、上位3枠に1打足らずの4位タイ。4人によるプレーオフを勝ち抜いて、欠場者が出れば繰り上がり出場の可能性を残す“補欠1番手”は確保したが、3年ぶりに大舞台を踏めるかは不透明な状況だ。

「残念でしたけれど、今週も全英につながるし、この後もたくさん試合は残っている。良いプレーを続けていきたいな、という気持ちです」と切り替え、地元・広島県からほど近い会場に乗り込んだ今週。決勝ラウンドは地元からの応援も増える予定で、6歳のころに初めてツアー観戦に訪れた思い入れの深い大会でもある。「疲れているけれど、ここで良いプレーができたらと思います」。ホームの後押しも味方に、2年ぶりの国内タイトルとメジャー行きのチケットを獲りにいく。(岡山県笠岡市/塚田達也)

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2023年 ~全英への道~ミズノオープン



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