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「ヒヤリとした」星野陸也がツアー記録樹立 16R連続60台

◇国内&欧州男子ツアー共催◇ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 2日目(21日)◇PGM石岡GC(茨城)◇7039yd(パー70)

終盤に“余裕”を持たせるバーディに思わずガッツポーズが出た。「まだ2日目なのに…」。後半7番、星野陸也は3m弱のフックラインを沈め「67」で回って、16ラウンド連続で60台をマーク。国内ツアーにおける最長記録を樹立した。

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昨年11月「ダンロップフェニックス」第3ラウンドから続く記録は、前日に石川遼セルヒオ・ガルシア(スペイン)に並んだ。「意識はしました。初日から…」と更新を翌朝に控えた前夜は、会場から車で30分にある自宅のベッドでもなかなか寝付けなかったという。

出だし10番からボギー発進。その後3つバーディを奪って盛り返したが、後半4番のボギーで「(この日)1アンダーになった時にはヒヤリとした」。すぐに5番(パー5)で残り20ydの3打目のアプローチをピンそば1mにつけてバウンスバック。この日5つ目となった7番のバーディに繋げた。

継続中の16ラウンドはすべて4つ以上のバーディを決めている。抜群の安定感は長年取り組んできたスイング改造と、昨秋に手にした1Wとがマッチした成果。重心距離の長い大型ヘッドに対応すべく、左サイドへのスウェーを抑えた動きを模索してきた。「ティショットが安定している。ドライバーからパターまでが同じ流れ」。持ち球のドローボールだけでなく、フェードで攻められるようになった今は以前よりゴルフが楽しい。

「あしたから解放される。変なプレッシャーがあった」と笑ったが、「60台を積み重ねることが優勝争いのためには大事」。通算7アンダーで突入する週末は欧州ツアーの選手たちとタイトルを奪い合う。(茨城県小美玉市/桂川洋一)

■ 国内男子ツアー出場大会における連続60台

16/星野陸也(継続中)
15/石川遼セルヒオ・ガルシア
14/キム・キョンテ
13/ダレン・クラーク
12/比嘉一貴片山晋呉蝉川泰果
※記録が残る1985年以降

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