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【GDO EYE】石川遼「今週は風の計算を僕に任せて!」

国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」に3度目の出場となる石川遼が大会初日の朝、専属キャディの加藤大幸氏にひとつの提案を持ちかけた。「今週は風の計算を僕に任せてね」と。

石川を含めほとんどのプロは、1ホールごと18ホールの第2打地点からグリーンまでのレイアウトとグリーンの形状の描かれたコースメモをポケットに入れてラウンドする。プロ自身が持つというよりも帯同のキャディがいる場合は、キャディが練習ラウンド時からグリーンの傾斜や芝目などを詳細にメモし、実戦に役立てている。

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この日、石川は随所でコースメモ以外の資料を見ていた。それは、観戦に訪れたギャラリーが手にするコース全体図がプリントされたものだった。「へー、このコースはこんな形になっているのか!?」とラウンド中に見ているだけではなく、石川はこの全体図にこの日の風向きを矢印で書き込んでいたのだ。

海沿いのフェニックスカントリーは一日を通して風が一定方向に吹くことが多い。したがって、スタート前に今日は北からの風と分かると、その向きを分かりやすいように書き込んでおいて、ラウンド中もコース図をひっくり返したり横から見たりして風向きを確認していた。

「いつも加藤くんに任せっきりなので、今週は自分で見ています。以前、一緒に回った選手が使っているのを見て、このほうが全体を捉えられるので分かりやすいと思ったのです。でも、風を理解しても上手くは行きませんね…」。石川は良いと思った事は何でも自分で試すようにしている。

これから何年もこのコースで戦えば、石川の頭の中にコース図も風向きも叩き込まれていくことになるが、今は確認しながらラウンドする石川の姿が初々しい。アマチュアの皆さま、この方法は参考になるのでコース全体図のあるゴルフ場をラウンドする際はお試しください。(編集部:本橋英治)

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2009年 ダンロップフェニックストーナメント



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