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賞金シード争い 武藤俊憲は来季出場に黄信号

◇国内男子◇カシオワールドオープン 事前(23日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7335yd(パー72)

次週「日本シリーズJTカップ」(東京よみうりCC)は今季優勝者や賞金ランク上位30人に出場が限定されるため、多くの選手にとってはこれが今シーズン最終戦になる。賞金ランク上位65位までに与えられる来季の出場権、賞金シードをかけた戦いも大詰めだ。

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出場義務試合数不足によって対象外となった選手を除き、賞金シードが与えられるのは実質70位まで。前週の「ダンロップフェニックス」を終えて、“初賞金シード獲得見込み”の13選手が圏内に入った。

優勝を挙げている桂川有人(4位)、河本力(8位)、大西魁斗(11位)をはじめ、岩崎亜久竜(7位)、19歳の長野泰雅(28位)らが来季出場を確実にしている。

一方で、来季の出場権が危ぶまれるのがツアー7勝の武藤俊憲。今季は2019年「パナソニックオープン」優勝の資格で出場していたが、優勝による3シーズンシードは今季まで。賞金ランクは75位で、現時点で70位とは約69万円差と黄信号が灯る。

そのほか、初優勝を目指す中西直人(82位)や、竹谷佳孝(78位)、宋永漢(韓国・74位)らツアー優勝らも今週が踏ん張りどころ。来季の出場権をかけて、最後の戦いが幕を開ける。

<初シード見込み選手>
桂川有人岩崎亜久竜河本力大西魁斗長野泰雅J.デロスサントス鍋谷太一田村光正勝俣陵平田憲聖吉田泰基小西貴紀坂本雄介

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