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宮崎でもらったサインは今も宝物 佐藤大平は「意気込みすぎず」首位ターン

往年の実力者たちが歴代優勝者に名前を刻んできた。佐藤大平は小学校5年生のとき家族で大会を訪れ、フェニックスCCを歩いたという。試合前の練習日。長蛇の列を作るひとりとなり、被っていたキャップをスーパースターの前にひょいと差し出すと、なんと幸運なことかサインをくれた。

「(自分が)ちっちゃかったからですかね。手を出したら…」。2004年から連覇したタイガー・ウッズがペンを走らせた帽子は今も、兵庫の実家に飾ってある。

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2020年から3年連続出場となった今年もクラブハウスに入ると、「ああ、フェニックスだなあ」と思う。「本当に出たかった試合で、出られてすごく幸せな気分」。ここ数年、オフの合宿でもひとり当地を訪れてきた。コースで落ち合った選手たちとラウンドを重ねて「ある程度は行ってはいけないところも覚えている。結構打ちやすい。慣れですかね」とチェックポイントを蓄えてきた自覚もある。

6バーディ、ボギーなしの「65」をマークした初日を考えても、2日目の「68」は決して悪くない。「きのうが“良いゴルフ”過ぎた。きょうはピンチもあったけれど、パーを取れた」。ショットを林に入れたのは1回だけ。中盤に出た6番(パー3)、8番のボギーは後半12番からの2連続バーディで取り返した。

最終18番(パー5)、フェアウェイからの3Wでの2打目はグリーン右手前のバンカーに入った。「完璧だったんですけど、乗った…と思ったら手前でバウンドしていました」と恥ずかしがったが、バンカーから2m以内に寄せてバーディフィニッシュ。通算9アンダーで大槻智春と並んで首位で週末を迎える。

6月の「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」でも予選2日間でトップ。週末に伸ばし切れず8位に終わった。「やっぱり優勝したいというのが出てしまって。すごく気持ちを作っていったんですよね。バックナインでちょっと疲れがあったり、空回りしたりした」と振り返る。「意気込みすぎないもの大事。自分のゴルフができれば」。勝負はサンデーバックナインと決めている。(宮崎市/桂川洋一)

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