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親愛なる“水戸・ペレイラ”と星野陸也が伸ばし合い

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 初日(17日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)

石川遼が3年ぶりに優勝した「三井住友VISA太平洋マスターズ」で、星野陸也はプレーオフ負けした。プロ入り直前からお世話になってきた兄貴分との直接対決。「遼さんと初めて最終日最終組で回った。優勝争いできて、負けちゃいましたけどすごく楽しい一日だった」。ホントにそれだけ? そんなはずはない。「悔しくてぜんぜん眠れなかった。今でも悔しい」

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借りは即、返さねばならない。敗戦の4日後も星野はリーダーボードの上部に居座った。出だし10番をチッピングミスからボギーにした直後、11番(パー3)は8Iで2mのチャンスを作りバウンスバック。好調さを維持しているショットを駆使してグリーンで上りのラインを残し続け、3m前後を次々と決めた。「上りの真っすぐが3回くらいあった」というのも、アイアンの正確な距離感があってこそだ。

5アンダーの3位スタートを呼んだ「66」は、同組で1打差の首位に立ったミト・ペレイラ(チリ)と競い合った結果でもある。

1つ年上の「プレジデンツカップ」メンバーとは10月のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」でも同組でプレー。茨城・笠間市出身の星野は「オレが生まれた茨城の県庁所在地は水戸(ミト)だよ!」と声をかけ、「笑ってくれた」と急速に距離を縮めた。対するペレイラも「ZOZOでも一緒にプレーしたが、ショットもすごく正確でまっすぐ飛ぶ。良い選手だと思っている」と好印象の様子だ。

用具使用契約を結ぶ住友ゴム工業(ダンロップ)の主催大会で念願の好発進。残り3試合での大逆転も見据えている。「賞金王は歴代の称号というのか、日本ツアーの歴史に残る。総合力のある歴代のすごい方が賞金王になってきた。自分もそこに名前を残せればいい」。レースはトップを走る比嘉一貴と3991万円差の2位にいる。(宮崎市/桂川洋一)

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