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ウッズ以来の20歳2勝 トム・キムのジュニアへのアドバイス

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前情報(16日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)

噂に聞いていたミヤザキビーフはもう口にした。「ここでプレーしたたくさんの外国人選手、日本の選手にもオススメされてきた」。かつてタイガー・ウッズらが絶賛し、今年の「マスターズ」のチャンピオンズディナーでも振る舞われた味に、舌鼓を打ったのは開幕3日前の月曜日。20歳のトム・キム(韓国)は「地元の雰囲気がある別のお店でも食べてみたい」と笑った。

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来日は10月の「ZOZOチャンピオンシップ」に続き今年2回目。PGAツアーで20歳までに2勝を挙げたウッズ以来の選手になったワンダーボーイは、大会の推薦を受けてフィールドに入った。コロナ禍で中断されていた海外選手の招待を再開した今年の目玉と言える。

「アジアでは桂川有人選手や比嘉一貴選手とプレーしたこともある。石川遼選手、今平周吾といった強い選手も目標にしてきた。今回、同じ舞台で戦えてうれしい」と謙虚に話した。

ZOZOのアコーディア・ゴルフ習志野CCだけでなく、フェニックスCCも日本を代表する林間コースのひとつ。キムは飛距離よりも正確性、特にパッティングに秀でた選手で、事前ラウンドで「両サイドに木があるコースは僕のプレースタイルにも合っている」と実感した。「アジアの雰囲気をまた味わえて楽しい。自分の強みを生かして頑張りたい」。PGAツアーを制した精度の高さを見せつけたい。

米国の会場では松山英樹ら先輩プロに積極的に話しかけ、自らコミュニケーションを取ろうとする。10月の「ザ・CJカップ」ではロリー・マキロイ(北アイルランド)に会見場で質問し、金言をもらった

そんな20歳ができる、もっと若いジュニアゴルファーへのアドバイスは? 「僕もまだ若いから口幅ったいけれど…」と前置きした上で「人生において何が好きかをしっかり考えてほしい。僕は幸運なことに好きなゴルフを仕事にできた。どうして自分がゴルフをしているのかを、時に立ち止まって考えて、好きなことであれば一生懸命やって楽しんでもらいたい」とエールを送った。(宮崎市/桂川洋一)

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