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アマ蝉川泰果が95年ぶり快挙 1927年はマスターズも始まっていなかった

◇国内男子◇日本オープンゴルフ選手権競技 最終日(23日)◇三甲GCジャパンコース(兵庫)◇7178yd(パー70)

単独首位スタートの蝉川泰果(東北福祉大4年)が2バーディ、2ボギー1トリプルボギーの「73」で回り、通算10アンダーでアマチュアとしては1927年の赤星六郎以来となる95年ぶりの「日本オープン」制覇を成し遂げた。

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赤星が制した第1回大会は17人(アマ12人)が出場し、神奈川県横浜市の程ヶ谷カントリー倶楽部で2日間競技として開催。赤星が記録した合計309ストロークは大会の72ホール最多ストローク優勝として残り、日本ゴルフ界の黎明期に当たる時代でもあった。

1927年とはどんな時代だったのか。世界のゴルフ界に目を移すと、1860年に始まった最古のゴルフトーナメント「全英オープン」では“球聖”ボビー・ジョーンズがセントアンドリュースで大会2勝目を挙げた。

「全米オープン」最多9度の開催を誇るペンシルベニア州オークモントCCが初めて大会をホストした年でもあり、第一次世界大戦で視力を失いかけながらプレーしたトミー・アーマーが制した。マッチプレー競技として行われていた「全米プロゴルフ選手権」ではウォルター・ヘーゲンが4連覇を達成。ゴルフの祭典「マスターズ」は、まだ始まってもいなかった。

ゴルフ界の伝説的なプレーヤーたちが活躍していた時代から95年を経て、蝉川は重い扉を再びこじ開けた。

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