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宮本勝昌「自分の感覚と違ったのがショック」 終盤の痛恨ボギーでV逃す

◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 最終日(26日)◇西那須野CC(栃木県)◇7036yd(パー72)

「勝てると思った」-。宮本勝昌が唇を噛みしめた。単独首位で出て6バーディ、2ボギーの「68」とスコアを4つ伸ばしたが、同じ最終組で回った稲森佑貴に2打差をつけられて逆転優勝を許した。

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出だしの1番でバーディスタート、3、4番でも連続バーディを奪うなど順調にスコアを伸ばした。前半で4つ伸ばして折り返すと、後半も11、13番でバーディを重ねた。「スキがないように見せられていたと思う。自分のゲームプランもうまくいっていた」

14番の3パットでこの日最初のボギーをたたき、潮目が変わった。2位に1打差をつけて迎えた17番では、2mのパットを外して痛恨のボギー。稲森にバーディとされて、首位の座を譲った。「入ったと思ったパーパットがショートしているというのが…。自分の感覚と違ったのがショックだった」と肩を落とした。

最終18番のバーディパットも「良いパットだったけど入らなかったのは残念」とカップの横を抜けていった。

「ボギー2つは悔しいけど、精いっぱいかな」。自身のプレーに悔しさをにじませながらも、勝った稲森を「本当にいいプレーをしていた」とたたえた。

「やっぱり優勝争いは楽しい。もう一回くらい(優勝の)チャンスが来るかなーと期待しながら」。存在感を示した49歳のベテランは、改めてその機会を待ち望む。(栃木県那須塩原市/内山孝志朗)

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