2026年 バンテリン東海クラシック

ツアー初ホールインワンもサウナも「気持ちいい!」 福住修が“整って”初の首位浮上

2026年 バンテリン東海クラシック 2日目 福住修
ツアー初ホールイワンを決めた福住修

◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 2日目(30日)◇三好CC西コース(愛知)◇7300yd(パー71)◇曇り(観衆1800人)

右手前バンカー越しに切られた手前ピン。実測205ydの後半13番(パー3)で福住修は5番アイアンを握った。「ピンは狙わず、左からカット目に。それで寄っていってくれたらいいなと」。セフティも考慮したショットはイメージ通りの弾道を描いた。5ydほど打ち上げでカップインは見えなかったが、3yd前にピッチマークがあった。

「やっぱり気持ちいい。ホールインワンは小学校4年ぐらいで1度あって、人生2度目です」

今季ドライビングディスタンス302.44yd(8位)という身長167cmの飛ばし屋は12番(パー5)で2オンに成功。ロングパットが1.5mショートして、嫌な距離のバーディパットを決めて作った「いい流れ」をエースにつなげた。勢いは止まらず、14番は2mのチャンスを作り、パー5の15番は再び2オン2パット、ホール別難度1位の16番(パー3)はラフから18ydをチップイン。バックナインの5ホールでスコアを6つ伸ばし、通算8アンダー。プロ2年目で初めてツアーで首位に立った。

2026年 バンテリン東海クラシック 2日目 福住修
開幕2日前のサウナで調子がアップ

最近、サウナにハマっている。4週前「ドラッグストア・コスモスカップ」の時、先輩プロの平本世中に連れて行ってもらった。「ストレス解消法を探していて。物欲もないし、何かいいのがないかなと…」。もともと暑さは好きじゃないが、サウナ→水風呂という“マネジメント”も教わってやってみた。今週は大会開幕2日前の練習日に出向き、調子の上がらない嫌な思いを汗と一緒に絞り出した。

「これが気持ち良くて。サウスで初めて“整う”ってことを知りました」

2026年 バンテリン東海クラシック 2日目 福住修
首位ターンを決め、今晩もサウナへ行って整える

専修大を卒業した昨年の6月「BMW 日本ツアー選手権」でプロデビューし、とんとん拍子で賞金ランク61位に入って初シードを奪取。ツアー未勝利の23歳には“大物同級生”がいる。PGAツアーで躍進する久常涼、DPワールドツアー(欧州ツアー)で戦う金子駆大、日本で年間ポイントランク1位を快走する細野勇策。「中学、高校で一緒に試合に出ていますし、刺激になります。でも、僕は大学に行って、4年遅れてるんで(今は)“勝とう”って気持ちでなくて」

この日もマイペースでプレーした。16番を終えてリーダーボードの一番上の9アンダーを見て「誰?」と思った一瞬あとに「あ、自分だ」と気づいた。「優勝はあまり意識したくないんです」と言い、自分のリズムを守りたい。最終日を終えたら、ライバルたちに1歩近づく結果になったら最高だ。(愛知県みよし市/加藤裕一)

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