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兄弟子の復活Vに刺激 49歳・宮本勝昌が2位発進

◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 初日(23日)◇西那須野CC(栃木県)◇7036yd(パー72)

宮本勝昌が1イーグル5バーディ「65」をマークし、7アンダーの2位で滑り出した。

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49歳のベテランが気をはいた。朝イチの10番から3連続バーディを奪ってスタートダッシュを決めると、見せ場は折り返し後の6番(パー5)。右手前のラフから放った30ydのアプローチが直接カップに吸い込まれてチップインイーグルを奪った。続く7番もスコアを伸ばした。「(コースは)難しい。攻めるところと守るところを見極めないとすぐボギーが出るけど、うまく攻められた」と振り返った。

前週、シニアツアー初優勝を飾った藤田寛之の活躍にも刺激を受けた。「うれしかった。ここ2、3年は苦しんでいるのを見ていたので、それでもレギュラーツアーにこだわる姿がカッコイイ」。藤田と同じ芹澤信雄に師事する“チーム芹澤”の一員としても、兄弟子の復活Vを喜んだ。「優勝した人が翌週の夜ご飯をずっとご馳走するというチームのしきたりがあるので、きょうは焼き肉であしたは寿司パーティー」と笑みを浮かべた。

8月に50歳の誕生日を迎えるが「先輩方から『邪魔だから(シニアツアーに)来なくていいよ』と言ってもらえるような数年間を過ごしたい」。シニアツアー参戦を心待ちにしながら、レギュラーツアーでもさらなる活躍を狙っている。

前年大会は単独首位で最終日を迎えたが、片岡尚之に逆転優勝を許した。3年ぶりのツアー13勝目に向け、「苦しくてもアンダーパーで回り、良い時にはビッグスコアを出せるように」と残り3日の戦略を練りながらも、「アピールするいいチャンスだと思うので『俺が主役だ』くらいの気持ちでやってもらえたら」と若手に発破をかけた。(栃木県那須塩原市/内山孝志朗)

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