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今季国内初参戦 金谷拓実は決勝圏内でホールアウト

◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 2日目(3日)◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇7387yd(パー71)

今季の日本ツアー初参戦となる金谷拓実は予選2日間をトータル2アンダーでプレー。決勝ラウンド進出圏内の暫定17位で終えた。

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雷雲接近による中断後、後半15番(パー5)の3打目から再開した金谷はPWでピン右2m弱につけてバーディを奪取。右拳を握った。「ちょっとカットラインも気になっていて、ドキドキしながらいた」としながらも、集中を切らさず終盤にかけて流れを作った。最終18番は1Wでフェアウェイに置き、残り200ydの2打目をUT(19度)でピン右5mにつけたのを入れてガッツポーズした。

ティオフ前の練習場ではショットに不満を募らせるそぶりを見せていたが、前半2番(パー5)で2オンに成功してバーディ。ともにパーで終えた3番、4番もバーディチャンスを外してのプレーで、「きのうは自信がなくてスイングも怖がりながらプレーしていたけど、きょうは一切そういうものを捨てていいスイングができたと思う。チャンスも多かった」。

今年は1月「ソニーオープン」から始まり、5月の「全米プロゴルフ選手権」まで海外の10試合に出場し、7試合で予選落ち。今大会に臨むに当たって「自信を取り戻したい」と話していた。

「73」でプレーした初日は「フェアウェイから信じられないようなショットも多くて、ハザードを気にしたり、結果にとらわれて自分のスイングができなかった。しっかり、関係なく振り切ろうと思いました」。昨季の国内ツアーのスタッツでは、第3ラウンドの平均ストロークが全体1位の「68.6」をマークしている。

「スコアに関係なく、ただただ自分らしいプレーをしてどんどんバーディを獲る気持ちで前向きにプレーしていきたい」。週末へ光明が差し込んだ。(茨城県笠間市/石井操)

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