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2週連続Vの今平周吾 初体験のウォーターシャワーに笑顔

◇国内男子◇ゴルフパートナーPRO-AM トーナメント 最終日(22日)◇取手国際GC(茨城県)◇東コース6804yd(パー70)

今平周吾大槻智春近藤智弘とのプレーオフを制し、前週「アジアパシフィックダイヤモンドカップ」に続く優勝でツアー通算7勝目を飾った。男子ツアーで2週連続優勝は2016年の谷原秀人以来。「うれしい。ショットの調子が良くて、パッティングも入ってくれていたので、どれも良かった」と素直に歓喜した。

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トップと2打差の2位から出た今平は「やってみたいと思っていた」と自身初の2週連続Vを強く意識してスタート。1番(パー4)でティショットをフェアウェイ右のバンカーに入れるとピンそば1mのパーパットを外してボギーを先行させたが、4番で60ydのセカンドショットを2mに、続く5番では130ydを2mにつけて連続バーディを奪って流れをつかんだ。

14番を終えた時点で首位の大槻とは3打差。15番でボギーをたたいた大槻に対し、今平はバーディを奪って1打差に縮め、17番で首位に並んでプレーオフへと持ち込んだ。

1ホール目で大槻が脱落し、近藤との一騎打ちとなった延長2ホール目。先に打った近藤の2打目を見たギャラリーの歓声を聞き、「(ピンの)近くにつけなきゃ」と思ったという。

9番アイアンで放った170ydの2打目はピンそば5mに。最後は「これは入れないとダメだと思ったので、狙って打った」と強気のパッティングでねじ込んだ。待ち受けていた仲間たちからのウォーターシャワーを初めて経験し、「冷たい。でもうれしい」と笑みを浮かべた。

1シーズンで複数回優勝を果たしたのは、2度目の賞金王に輝いた2019年以来。シーズンの前半で達成した2勝目に「今までは後半の方で調子が上がってくるけど、(今季は)前半で上がってきている。いつもよりは良い感じできている」と手応えを口にする。

開幕から20代の優勝が続いている今季、6戦を終えた段階で29歳の今平が最年長の優勝者となる。「歳だけ見れば若手かもしれないけど、周りには年下の選手がいっぱいいる」。27歳の若さで2度目の賞金王に輝いた今平も、いまや下から突き上げてくる若い世代の勢いを警戒せずにはいられない。

賞金ランキングはトップを走る23歳の桂川有人に742万円差で2位に浮上した。「試合はまだまだ残っている。目の前の1試合1試合で優勝争いできるようにやっていきたい」。3度目の賞金王へ向けて表情を引き締めた。(茨城県つくばみらい市/内山孝志朗)

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