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「セカンド地点でさみしさ」も 手嶋多一は迷わずレギュラー初戦

◇国内男子◇ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 初日(21日)◇PGM石岡GC (茨城)◇7071yd(パー71)

16番、544ydのパー5。同組の河本力が、第2打で握った番手を見てギョッとした。「8番アイアンで打っていて、ひっくり返りそうになった。僕自身はそんなに変わっていないのに、ゴルフが全然違う」。手嶋多一にとってこれが今季“開幕戦”、久々に来たレギュラーツアーは大型の若手がゴロゴロいた。

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シード権をもたない今年はQTランク29位の資格でレギュラー参戦をうかがいながら、シニアツアーとのかけもちになる。今週もシニアに出るつもりだったが、開幕直前の日曜に本大会の出場枠が降りてきた。「シニアの方が稼げるかもしれないですけどね」と笑いつつ、チャンスがあれば迷わずレギュラーを選ぶ。

石岡GCといえば、2006年の「アコモインターナショナル」、15年の「HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 」でどちらも2位に入っているイメージのいいコース。楽しみにしていたが、思った以上に同組の若手選手に飛距離で置いていかれた。「セカンド地点で、さみしさを感じますね」。100yd近く差をつけられることもあるというセカンド地点に到着するころには、もう下を向きたくなってしまう…。

「飛距離では勝てない。いろいろ考えながら、もう必死です」と回った18ホールは3バーディ、2ボギーの「70」。1アンダー58位と、伸ばし合いの展開に後れをとった出だしとなった。

本大会のあとは、推薦が決まっている試合のほかに出場が約束されている試合は少ない。「なんとか4日間、やれるように」。16年前に回ったときよりもずっと長く感じるが、「その中で、どこまでできるのかやってみたい」。闘争心をくすぐられるのは、やっぱり若手にもまれるレギュラーツアーだ。(茨城県小美玉市/谷口愛純)

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2022年 ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!



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