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宮里優作「春先にしてはまずまず」 シーズン開幕へ得た収穫と課題

◇国内男子(ツアー外競技)◇北九州オープンゴルフトーナメント 最終日(20日)◇小倉CC(福岡)◇6888yd(パー72)

最終日を3アンダー12位から出た宮里優作は「68」で回り、通算7アンダーの9位で大会を終えた。

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ラウンド後、開口一番「パッティングは良かった」と2日間の収穫を口にした。昨シーズン終盤から投入した長尺パターを今年も引き続き使用しており、「離れられない関係になってしまった」と手応えは上々のようだ。

一方、ショットは左右両方に曲がり「(ラウンド中に)修正できなかった」と課題も見つかった。「(曲がる原因が)セットアップなのかスイングなのかはもう少し研究して、自分の中で把握しておいた方がいい」と話した。

今年で13回連続の出場となった今大会については「ギャラリーの方もすごく入っていただいて、結構久しぶりだったと思うし楽しんでいただいて良かった。こういう(ギャラリーがいる)中でやるのはプロゴルファー冥利(みょうり)に尽きる。やっぱりギャラリーあっての僕たち」と感謝の気持ちを口にした。

このオフは「昨年の後半に体が硬くなりすぎて、捻転(ねんてん)がなくなったせいで腕に頼ってスイングしていた。年齢的にけがの防止も含めて」と体の柔軟性向上に取り組んだ。

2017年を最後にツアー優勝から遠ざかっているが「試合をやりながら調整していくタイプ。クラブが昨年と変わってない分、調整はしやすいと思う。細かいところはまだたくさんあるけど、春先にしてはまずまずの感じ」とシーズン開幕を見据えた。(福岡県北九州市/内山孝志朗)

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