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チャン・キムが10月から2勝で初戴冠 金谷拓実がランク2位に/賞金王レース振り返り

◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日(5日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

国内男子ツアーの2020-21年シーズンはチャン・キムが初の賞金王に輝いた。5人が初戴冠の可能性をかけて最終戦に臨んだ2年の戦いぶりを振り返った。

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木下稜介が好スタート 1試合を終えてシーズン中断に

1月に「SMBCシンガポールオープン」で開幕した2020年シーズン。当時未勝利の木下稜介が6位に入って賞金約330万円と「全英オープン」の出場権を獲得した。大会を3位で終えたジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)に次ぐ賞金ランキング2位と絶好のスタートを切ったが、直後に新型コロナウイルス感染症が世界的に流行。4月の国内初戦「東建ホームメイトカップ」から中止が相次いだ。

8カ月ぶりシーズン再開戦を星野陸也が制す

中断は8カ月に及び、20年9月「フジサンケイクラシック」でシーズンが再開した。同大会を制した星野陸也が賞金ランキング3位から1位に浮上した後、10月の「日本オープン」で優勝した稲森佑貴がトップに立って年内の試合を終えた。一方、世界アマチュアランキング1位だった金谷拓実がプロ転向から3戦目、11月の「ダンロップフェニックス」でプレーオフを制して初勝利(アマ時代を合わせて2勝目)を挙げた。

ルーキー金谷拓実と星野陸也が「東京五輪」代表争い

新型コロナ禍で統合されたシーズンの2021年初戦「東建ホームメイトカップ」で金谷がシーズン2勝目をマーク。星野は翌週の「関西オープン」で2勝目を飾った後、5月「ダイヤモンドカップ」の3勝目で賞金ランクトップの座を奪い返した。2人はその後、海外ツアーにスポット参戦し「東京五輪」の日本代表の1枠を争い、星野が「全米オープン」で26位に入るなどして日の丸を背負った。

プロ9年目のブレーク 木下稜介が2連勝で賞金レースに参入

プロ入りから9年目の木下稜介が6月「日本ツアー選手権 森ビル杯」で初優勝。次戦「ダンロップ・スリクソン福島オープン」も制した。国内ツアーでの2連勝は日本人選手として初めて。賞金ランキングで星野に次ぐ2位を守って夏場を終え、アマチュアの中島啓太(日体大3年)が勝った「パナソニックオープン」で8位に入り、初めてトップに立った。

チャン・キムが猛追し初の賞金王に

10月に入り「バンテリン東海クラシック」でシーズン2勝目を挙げたチャン・キムと木下が賞金レースを引っ張った。キムが同4位に後退して迎えた11月の「ダンロップフェニックス」で3勝目を挙げて賞金3000万円を獲得して首位浮上。木下は同大会で2位タイに入りランク2位を守ったが、翌週の「カシオワールドオープン」で予選落ち、「日本シリーズJT」カップで26位と低迷。最終戦で優勝すれば逆転賞金王の可能性があった星野、金谷、稲森も夏場以降タイトルがないままだった。

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