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ローアマから7年 片岡尚之は地元でツアー2勝目へどん欲

◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 2日目(17日)◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース (北海道)◇7063yd(パー72)

札幌光星高2年だった2014年、初めて出場した「ANAオープン」で片岡尚之はローアマチュアに輝いた。「あのときより飛距離は30ydくらい伸びているし、昔はラフに入ったら全然グリーンを狙えなかったけど、今は普通に狙えるパワーもついた」とプロとして戻ってきた輪厚で、自身の成長を感じている。

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この日は5バーディ、2ボギーの「69」。「ショットが視界から消えるんです」とティショットを左右の林に打ち込むことも多かったが、「パターがやっと良くなってきた」とチャンスを確実にものにした。この2日間、パー5だけで1イーグル6バーディ=8アンダーの荒稼ぎだ。

得意だったアイアンショットも最近は低迷気味。5月「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」で初優勝を飾ったが、「その時もちょっと怪しくて、ごまかして打っていた。その反動じゃないけど、そこからちょっと崩れてしまった」と視線を落とす。「良かったときが100点だとすると、40点くらいです」

それでも、舞台は地元・北海道。大会2日目を終えて、首位と1打差3位の好位置で週末へ折り返す。「久しぶりに良い位置で決勝ラウンドを迎えられる。思い出のあるANAオープンで優勝できたら本当にうれしいので、優勝だけを目指して頑張りたい」と、23歳は地元でのツアー2勝目にどん欲だ。(北海道北広島市/今岡涼太)

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