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圧巻の「63」岩田寛 海を見て思う故郷の被災と米ツアー

2021/05/02 16:54


◇国内男子◇中日クラウンズ 最終日(2日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557yd(パー70)

パーパットを沈めて両手を力強く握った。小さくとも、岩田寛が喜びを身体で表現するのは珍しい。「いつもガッツポーズをしろって言われるので…」。混戦をぶち抜く、圧巻の7バーディ「63」。鮮やかな逆転劇の主役になって6年ぶりの勝利を手にした。

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1番、2番(パー5)と2mのチャンスを生かして連続バーディ。スタート時の2打のビハインドをいきなり詰め、5番から再び2連続として首位タイで折り返した。「後半は3アンダーで回れば勝てるかなと思った」という。10番、残り99ydの2打目は同組の金谷拓実が「入れ!」と声を出すほどのショットでピンそば50㎝にピタリ。狙い通り、バックナインは3バーディを奪った。

2打のリードを持って迎えた最終18番、右ラフから167ydの2打目はフライヤーする可能性があり、「グリーンに乗らないものだと思って打った」。緊張感の漂う場面で頭は冷静。「どこからが寄せやすいか、(候補が)3つくらいあった。そのひとつが(グリーンの)奥だった」。目論見通り3打目で20ydのアプローチをきっちり寄せてパーセーブした。

2015年7月の「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」で2勝目を挙げ、その秋に出場権を得たPGAツアーに参戦。16年「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」で最終日最終組を回るハイライトをつくったが、フルシードを獲得できないまま17年夏に撤退した。「あきらめきれない」と志は今も海の向こうにある。昨年12月の「日本シリーズJTカップ」では首位から出た最終日に逆転負け。「悔しすぎて、しばらく寝られなかった。その日から何週間か」。40歳になった今もレベルアップを望んでやまない。

今年の3月11日、東日本大震災から10年が経った。地震発生当時、岩田は沖縄での自主トレから帰るフライト中。仙台空港に駐車していた自家用車は津波で流された。被災地になったふるさとに「練習しているところから津波が来たところが見える。そこに行くたびに思います」と思いを寄せる。

米国で一緒に戦った新岡隆三郎キャディと一緒につかんだツアー3勝目。「次の勝利に向けて、またあしたからトレーニングですね」。一瞬崩した表情がすぐ真顔になる。米国への再挑戦の意志を問われ「あります」と即答した。(愛知県東郷町/桂川洋一)

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