2021年「関西オープンゴルフ選手権競技」スコア
2021年 関西オープンゴルフ選手権競技
期間:04/22〜04/25 場所:有馬ロイヤルGCロイヤルコース(兵庫)
プロ17年目の初優勝へ 上井邦裕は最終日最終組もセルフプレー
◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 3日目(24日)◇有馬ロイヤルゴルフクラブ ロイヤルコース(兵庫県)◇7103yd(パー71)
プロ転向後、今年で17年目となる上井邦裕。日曜日は3年ぶり8回目となる最終日最終組から、ツアー初優勝を目指してティオフする。
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「今週はフェードで攻めようと思っている」というスイングは、昨年のドローから改造中。「自分がやりたいことをやって、優勝争いに入れているのはうれしいですね」と、この日も4バーディ、1ボギーの「68」とスコアを伸ばした。
「何度かイメージが出なくて、うまくスイングできなかったのはあるけれど、良いショットもあって半々くらい。ミスの度合いが減っている」と、今週は自身のスイングと格闘している。
良い意味で余裕がない…というのも、今週はハウスキャディを利用しようと思ったが「(新型コロナウイルスの影響で)使えないのを忘れていた」と、レギュラーツアーでは自身初という手押しカートをレンタルしたセルフプレーで戦っているから。
「レーザー(距離測定器)が使えるのが救いですけど、起伏もあるし、ぐるっと回ったりして、直線で歩けないので疲れますね。バンカーをならすのがハードだから、それが続くと…」と、最終日最終組の優勝争いも、孤高の戦いを強いられそうだ。
直近の最終日最終組は2018年「中日クラウンズ」。一度は首位に立ったものの、上がり2ホールでダボ、ボギーと自滅した。「悔しい思いをしたけど、あの時とは気持ちも違う。今は楽しんでやれているので、その気持ちを忘れずにやりたい」と、38歳の春を待ち望む。(神戸市北区/今岡涼太)