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遼、腕の痛みを訴えハーフで練ラン終了

先週の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」で10位タイ。今週、同じ北海道で開催される「サン・クロレラクラシック」に出場する石川遼は、27日(月)に早くもコースに姿を現した。午前11時、10番ティからスタートした石川は、疲れた表情も見せずにラウンド。昨年の初日に、脅威のワンオンを見せた14番パー4では、当時を振り返りながら思い切りドライバーを振り抜くなど意欲的にプレーを続けていた。

だが、18番でティショットを打った直後、専属の仲田健トレーナーを呼び、右腕をさすりながら痛みを訴える。当初は18ホールのラウンドを予定していたが、ハーフを終えた時点で終了。周囲は一瞬、不穏な空気に包まれたが、クラブハウスに戻った石川の第一声は「筋肉痛だと思います」と、大事ではない様子。仲田トレーナーも「そんな、大げさにすることではないですよ」と笑顔混じりで話した。

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聞けば、通常のトレーニング以外に「トーナメント中でも体力をつけていこうと思って」と、自発的に腕立て伏せをしていると話す。普段は100回ほど行っているところを、昨日は倍の2セットをこなしたという。「朝起きた時から(右腕に)かなり張りがありました。18番でティショットを打った時に、筋肉痛が今までよりもきつく感じたので止めようと思いました」。もともと、体調によっては9ホールで終える考えもあったようで、大事をとっての判断のようだ。

「(ホテルに)帰って、しっかり休めば明日は大丈夫だと思います」。8月の「全米プロゴルフ選手権」から、12月の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」まで続く17連戦を見据えての筋力強化だが、気合の入り過ぎが思わぬ弊害を生んでしまったようだ。

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2009年 サン・クロレラ クラシック



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