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コロナ禍に相次ぐ「未定」 国内男子2021年は“最大”27試合

2020/12/25 12:00

日本ゴルフツアー機構(JGTO)は25日、2021年度の年間スケジュールを発表した。わずか6試合の開催にとどまった2020年と同一シーズンに統合される21年も新型コロナウイルス感染拡大の影響は収まらず、「未定」が目立つ。レギュラーツアーに新規大会として加わる5月「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by RICHARD MILLE」、7月「ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ!ツアートーナメント」はいずれも開催地を明記していない。

賞金加算大会は20年の当初発表に比べると、1減の24試合。例年1月に開幕戦として行われてきた「SMBCシンガポールオープン」は、日程など「すべてを含め調整中」(田島創志理事)で、渡航制限もあり、開催するとしても延期は不可避とみられる。9月が定位置の「ANAオープン」も調整中のため、この2試合が現時点ではスケジュールから外れた。20年10月末に新規トーナメントとして行われるはずだった「THE TOP」は、コロナ禍で中止されたまま立ち消えとなった。

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日本、アジア、韓国の3ツアー共催となる9月「シンハン ドンヘ オープン」も開催地は未定。日本ツアーの賞金ランキング加算対象外に変更され、今年に限って米国に舞台を移した日米共催「ZOZOチャンピオンシップ」もPGAツアーの2021―22年シーズンの日程発表を待つ形で“空欄”となっている。

アジアンツアーを兼ねる「アジアパシフィックオープン選手権ダイヤモンドカップゴルフ」(神奈川・相模原ゴルフクラブ 東コース)、4年ぶりに岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部に戻る「~全英への道~ミズノオープン」とスケジュールに含まれながら賞金総額未定とされる5月の2試合もあるため、年間賞金額は20年当初予定の32億6060万円より5億4880万円少ない27億1180万円にとどまっている。

下部AbemaTVツアーは「Novil Cup」、「PGM Challenge」、「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE」が調整中で日程発表から漏れた。20年の当初予定から1減の11試合で、賞金総額は700万円減の1億7600万円。

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