「試合勘が失われていた」石川遼はグローブ忘れで苦笑も7バーディ
2020年 ゴルフパートナー エキシビショントーナメント(非公式)
期間:07/09〜07/10 場所:取手国際GC(茨城)
「職場を失った」堀川未来夢はステイホームでパットに磨き
◇国内男子◇ゴルフパートナーエキシビショントーナメント 初日(9日)◇取手国際GC(茨城県)◇6766yd(パー70)
堀川未来夢の精力的な海外転戦は、新型コロナウイルス感染拡大とともに突如として終わりを迎えた。昨年12月は国内ツアー最終戦の「日本シリーズJTカップ」を戦ったあと、欧州ツアーの「オーストラリアPGA選手権」に参戦。明けて2020年もハワイ、シンガポール、ニュージーランド、マレーシア…。試合を求めて世界を飛び回る生活は一変した。
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「調子もすごくよかったし、試合がなくなってぽっかり穴があいたというか、職場を失ったような気持ちになった。どうしたらいいか分からなくなった」。先の見えない状況に大きなショックを受けつつ、「逆に言えば、ここをどう過ごすかで変わってくる」と切り替えるのは早かった。
自重を利用したトレーニングとともに、パターマットを使ってひたすら短い距離を転がした。「(微妙な傾斜のある)芝の上で1年やり続けていると、体のスクエア(平衡感覚)が分からなくなってくることがある。フラットな家の床を使って打つことで、ストレートな軌道を自分に植え付けた」と地味な反復作業も明確なテーマをもって繰り返した。
後半15番で3パットこそあったが、合計26パット。5連続を含め9バーディ、1ボギーの「62」をマークし、8アンダー単独首位発進を決めた。「試合を待ち望んでいたので、本当にうれしい」。非公式大会でも、1試合でも、戻ってきた“日常”に喜びがあふれた。(茨城県つくばみらい市/亀山泰宏)
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