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昨年の雪辱なるか!?中嶋常幸が室田淳をかわし単独首位に浮上!

静岡県の裾野カンツリー倶楽部で開催されている、日本プロゴルフ協会のシニアツアーの今季第2戦「ファンケルクラシック」の2日目。初日の暑さは和らぎ、富士の裾野らしい涼しい風も吹くゴルフ日よりとなった。

初日に6アンダー単独首位に立ち、連覇の期待がかかる室田淳は、思うようにスコアを伸ばせず苦戦。代わって単独首位に浮上してきたのは、昨年の大会でプレーオフの末、室田に敗れた中嶋常幸だった。

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中嶋は前半2番、6番でバーディを奪うと、後半に入り一気にスコアを伸ばした。10番、そして13番から3連続バーディ。締めくくりは、最終18番パー5。多くの選手が3オン狙いで行く中、中嶋は持ち前の飛距離を武器に2打目で直線グリーンを捕らえた。ピンをオーバーしたものの15メートルほどのイーグルパットを1.5メートルに寄せ、バーディフィニッシュ。通算9アンダー、2位に1打差で最終日を迎えることになる。

中嶋を1打差で追うのは、初日首位の室田とこの日6ストローク伸ばしてきた青木基正の2人。昨年は最終日に中嶋が追い上げる展開で室田に追いついたが、今年はこの2人が最終組で直接対決をすることになった。シニアツアーでも人気の高い2人の最終組ということで、ギャラリーも集まりそうだ。

さらに1打差の7アンダー4位には藤池昇龍、5アンダー5位タイには山本善隆と佐野修一が並んでいる。この日藤池とラウンドした中嶋は「藤池さんと良い感じでバーディ合戦が出来た」とラウンド後に振り返り、最終日に昨年の雪辱を果たすことを誓った。

また、今季の開幕戦「アデランスウェルネスオープン」を制した、高橋勝成は通算4オーバー54位タイで予選落ちとなった。2日間、通算2オーバーまでの50名が最終日の決勝ラウンドに進出する。

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